2014年12月22日

ちびねこトムの大冒険



はいはい、奥さん

今日は、映画の宣伝です



東京の「TOLLYWOOD」という、

下北沢の小さな劇場(47席)での公開なんですが・・・。


「ちびねこトムの大冒険」・・・というアニメ映画です。

ちびねこトムの大冒険



公開期間と上映時間


12/20(土)〜1/5(月)  14:30/16:30/20:00 

※12/29(月)〜1/1(木・祝)は休映



1/7(水)〜1/18(日)  (14:30)/16:30   

※カッコ内は土日祝日のみ





実は・・・、

この作品の制作に、

オイラが 関わっています・・・


最初と 最後だけですが・・・



もう、アニメ業界を辞めてから20年近く・・・、

宣伝するのも、どんなもんだろう?・・・とは思うけど、

昨年、この映画を監督した、

中村隆太郎さんが、急逝してしまったので、

今回の劇場初公開は、感慨深いものがあるんです。


この映画、

制作途中で、資金的な問題が発生

一時、制作が とん挫・・・して

完成までに、3年ほど掛かってしまいました。


オイラは、そのとん挫後に、

監督からのご指名により、

完成するまでの制作を、お手伝いした、という形です。



映画の内容は、

(↓)こちらのサイトで確認して下さい

http://chibinekotom.com/



ハッキリ言って子供向け(小学生)です・・・が、

親子で見て頂けるのが、ベストです

まぁ、

オイラ的には、

作品の中で、1か所、

違和感を覚える箇所が あるのですが、

子供の純粋な気持ちならば、

十分に 理解出来るシーン・・・・だと、

監督が 申しておりました(笑)。

監督自身も、

特に こだわったシーン・・・だと認識しております。



オイラ自身は、

「絵」(アニメ)の部分には、

ほとんど、関わっていません・・・が、

アフレコには、立ち会っておりました。



当時、

写真週刊誌で、

競馬の武豊さんと話題になった、

佐野量子さんが、声優として参加しており、

録音演出の斯波さんからは、

「その件については、触れないように」・・・と、

「お達し」があったのを、覚えております(笑)。

その後、

お二人は、めでたく、ご結婚されました


また、

夕食の時間の休憩時に、

野沢雅子さんと同じテーブルになり、

直接、

当時の人気作品、「ドラゴンボール」での、

「悟空と悟飯」(二役)の収録方法を伺い、

別撮りで無い(一気撮り)ことを知ることとなり、

驚いた・・・と同時に、

「それは、TV番組で、ネタに出来ますよ」と、

アドヴァイスしたことが、懐かしいです(笑)。




中村隆太郎さんは、

オイラの人生で、

家族以外では、もっとも濃く関わった人です。

彼は5歳年上ですが、

「上から目線」の言動は、一度も無かったです


多くのことを学びました。

オイラが、アニメの仕事を辞めてから、

ほんの数回ですが、

夢の中に出て来る時はいつも、

一緒にアニメを作っていました。


今でも、

ほぼ毎日、隆太郎さんのことを思い出します。


オイラが辞めてから、

彼が関わった新しい作品を、全く見ていません

賞を頂いた作品もあります。


もう少ししたら、

それらの作品を、

ゆっくり見てみようと思いますが、

亡くなって1年以上たちますが、

未だに、それを見ようという気持ちになれないんです



来年は、

中村隆太郎 生誕60年です。


何かしてあげないと…とは思いますが、

今のオイラに何が出来るのでしょうか?



そんな葛藤を抱えつつ、

今回、

もし、時間が有れば、

是非

「ちびねこトムの大冒険」

見て頂きたいと思います。。。


そうそう、

この映画の音楽は、

来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」

川井憲次さんが担当しています。

作画も背景も撮影も、

マニアなら誰もが知ってる、超一流のスタッフです。




本日は、以上です。

んじゃ、奥さん・・・また・・・です



hh1126 at 05:22│Comments(4)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by あみ   2014年12月29日 10:54
いよいよ!
感慨深いね!
2. Posted by さっぽろファントム   2014年12月29日 21:04
あみさんへ。

コメントありがと
ってゆうか、
そっちは変わりないのかい?

「トム」は、もともと、
劇場公開用の作品ではないからね。

公民館とか、
そういう場所に貸し出して、見てもらう作品。
どういう経緯なのかは知らないけど、
まぁ、みんなに見てもらえるのは、良い事です。
まだテープあるのかな?
もう一回、見てみてね
3. Posted by あかし   2015年05月10日 08:05
5 はじめまして
当時の制作さんとの事で、大変に興味深い内容にびっくりしました。なるほど、中村隆太郎さんや当時のスタッフさんからは劇場アニメ作品と聞いてました…素人の自分には、どこが違うのかは理解出来てないです。
宜しければ、詳しい話をお伺いさせて欲しいです。
よろしくお願いします。

4. Posted by あかしさんへ   2015年05月11日 18:30
いらっしゃいませ♪
お疲れ様です。
遅れまして、すみません。
ご質問の件ですが、
オイラも、正確な答えは判りません。
おそらく、制作資金の回収の仕方で区別するものだと思います。
通常の劇場用作品は、
多くの出資を多数の出資者から集めて、
その大きな資金を制作費や宣伝費にあてて、一気に回収するために、
全国規模のロードショー公開となりますが
「トム」などの場合、
少ない出資者によって、その規模に見合った作品をつくり、
その完成したフィルムを各地の諸団体に有料で貸し出すことにより、
資金を回収し、出資者にお返しするというスタンスです。

ただ、「トム」の場合は、大きなスポンサーが1社ついて、
予算規模は、そこそこ大きかったようです。

のちほど、メールします。

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